概要


私たち京都大学マンドリンオーケストラは、1961年に創立した団体で、今年で61周年を迎えます。

夏に他大学と合同で行われるサマーコンサート、更には、12月に行われる定期演奏会を目指して、約70名の団員が活動しています。

レパートリーは、マンドリンオーケストラのための作品を始めとして、主にクラシック音楽を幅広く演奏しています。

マンドリンオーケストラという形態で音楽の素晴らしさをお伝えできるよう、部員一人一人が日々練習を重ねています。

 

プロのマンドリン奏者として活躍されている技術顧問:柴田高明先生の指導のもと、活動をしております。

マンドリンについて


マンドリンはイタリア発祥の弦楽器で、17世紀ごろにその原型が誕生したといわれています。

 

このマンドリンオーケストラで使用されているのは、丸くコロンとした木製の楽器にスチール製の弦を張ったクラシックマンドリンです。

演奏にはピックを使い、弾く様に演奏します。バイオリンの様に持続する音を出すことは出来ませんが、同じ高さの音を小刻みに連続して鳴らすトレモロという奏法で持続音を模します。

 

コロコロした明るい音色が魅力の楽器で、耳を澄ますと、CMやJ-POPなど身近なところからマンドリンの音色が聞こえてきます。

例えば、miwaの「Princess」やBUMP OF CHICKENの「車輪の唄」、「分別奮闘記」。意外なところにマンドリンの音は溢れているんですよ。

映画では、沢尻エリカ主演「クローズド・ノート」の他、ニコラス・ケイジ主演「コレリ大尉のマンドリン」、ダスティン・ホフマン主演「クレイマー、クレイマー」などを覚えている方も多いのではないでしょうか?

最近のドラマですと、二宮和也主演の「潜水艦カッペリーニ号の冒険」にて出てきましたね。

 

京都大学マンドリンオーケストラは、マンドリンとその兄弟であるマンドラテノール、マンドロンチェロ、さらにクラシックギターとコントラバスという仲間を加え、基本的には5種類の楽器で構成されています。更に演奏会ではマンドローネやパーカッションが加わる事も。これらの楽器は虹のように鮮やかな音を織りなしていきます。ぜひ演奏会へ足を運び私たちの演奏をお楽しみください。